Member
支援メンバーの紹介
Mental Health Counseling
中濱 慶子
博士(精神療法学)
臨床心理士 公認心理師
日本欧州共通サイコセラピスト
ICISF (International Critical Incident Stress Foundation)認定インストラクター
米国ワシントン州にて心理学修士号を取得。同州にてうつ病、適応障害、マイノリティ問題、PTSD、不安障害他、多岐にわたる臨床を経験。帰国後は精神科、心療内科、民間のカウンセリングセンターにて臨床経験を積む。航空業界には2002年から関わり、2007年ICISFでの惨事ストレスマネージメント(CISM)のインストラクターの資格を取得。資格取得後は航空職員の同僚支援(ピアサポート)の組織内チーム作りに努め、離職率軽減、スムーズな復職を目標に力を注ぐ。2015年、オーストリア、ウィーンにて航空従事者のピア活動を論文にまとめ、精神療法学博士号を取得。2021年パイロットピア養成テキスト執筆。現在は一般企業や大学における心理相談業務やストレスに関する教育に加え、航空会社のピア養成やコンサルテーション、航空従事者のカウンセリングに携わる。
上井 麻子
修士(臨床心理学)
臨床心理士 公認心理師
大学卒業後、一般企業に就職。うつ病で休業している社員の多さを知り、企業で働く人たちのメンタルヘルスについて関心を寄せる。社会人経験を経て臨床心理士を志す。大学院では、パーソナルスペース(心理的距離)に関するフィールドワーク研究にて修士号を取得。不登校のフリースクールにて子どもの臨床、単科の精神科クリニックにて、統合失調症、うつ病、適応障害、PTSD、不安障害など多くの臨床を経験。2003年より、航空会社の健康管理部門にて常勤心理士として勤務。客室乗務員、整備士の担当を経て、2010年より、運航乗務員のメンタルサポートを行う。2019年より、パイロットピアサポート・HIMSに関する調査研究に携わり、ピア養成教育等を行う。減酒支援については、2017年、複数のアルコール専門病院での講習会に度々参加。2021年より、依存症専門病棟にて研究補助員として、依存症の回復治療について練磨を続け現在に至る。
Physical and Psychological Counseling
森島 宏子
医学博士
精神科医師、臨床心理士、公認心理師
航空身体検査医、宇宙航空医学認定医
大学卒業後、大学病院と総合病院の神経科・精神科、麻酔科にて研修。大学病院、総合病院、精神科病院、クリニックの精神科や心療内科にて臨床経験を積む。精神保健福祉センターにてストレスドック(こころの健康診断)にも携わり、心身の健康保持や精神疾患の予防のための支援を行う。大学院では睡眠に関する臨床研究にて博士号を取得。2018年より依存症専門病棟にて研究補助員として依存症回復治療について学ぶ。現在は主に、身体疾患に伴う心理的苦痛を抱える人たちの精神診療や心理的サポートの他、労働者の健康管理に携わりメンタルヘルス面談などを担当。2017年より航空業界に携わり、航空会社のピア養成教育とともに、運航乗務員のカウンセリング、メンタルヘルス教育、減酒支援などを行っている。
Physical Counseling
笠井 あすか
医師
航空身体検査医、宇宙航空医学認定医
2001年 日本大学医学部卒。卒後、救急専門医として大学の救命救急センターに勤務。救急の中でも心臓救急を専門とし、院外心肺停止の研究より病院前医療及び予防医学の大事さを実感する。その経験を活かし、子育てをしながら、2012年より小笠原村立小笠原診療所にて勤務。へき地・離島で命を、地域を救うために、診療業務とともに精神医療体制の構築等公衆衛生・予防医学にも取り組む。小笠原村及びその周辺海域での航空搬送をきっかけに、2017年から航空業界に携わり、2021年から2年間、国土交通省 航空局安全政策課 航空医学評価官として勤務。航空⾝体検査証明審査会の準備や結果説明、航空⾝体検査基準や医薬品指針の内容の検討と改正、指定航空⾝体検査医、航空⾝体検査指定医療機関の⽴⼊検査および指導、本邦航空会社の健康管理部⾨および操縦⼠からの航空⾝体検査、⽇常の健康管理に関する医学的問い合わせ(医薬品の使⽤も含む)への対応と共に、女性乗員の健康管理、パイロットピアサポート、HIMSガイドライン作成への協力を行う。航空医療及び航空医学評価官の経験から、航空業界で働く人の身体面でのサポート、健康管理のノウハウの提供等のお手伝いを致します。